1ポイントを笑う者は、1ポイントに泣く。どうも、コツコツ蔵之助です。
Amazonマスターカードのデメリットを調べていると、「本当にお得なの?」「Amazonマスターカードは危ないという評判もあるけど大丈夫?」「Prime会員以外でも作る意味はある?」など、気になることが次々に出てきますよね。
Amazonマスターカードのポイント還元率はAmazonでの買い物に強い一方、使う場所や支払い方法によって還元率が変わります。さらに、審査が厳しいのか、即時発行できるのか、ETCカードに費用はかかるのか、解約するとAmazonポイントはどうなるのかなど、申し込む前に確認しておきたい条件もあります。
また、Amazonマスターカードのゴールドや改悪に関する古い情報、10000ポイントなどの入会キャンペーン情報も検索結果には混在しています。Apple Payを使ったセブン‐イレブンでの還元や締め日など、現在の条件を知らずに申し込むと「思っていたカードと違った」と感じるかもしれません。
そこでこの記事では、Amazonマスターカードのメリットとデメリットを判断するうえで特に重要なポイントを整理しました。あなたのAmazonの利用頻度やPrime会員の有無と照らし合わせながら確認してみてください。
【この記事で分かること】
- Amazonマスターカードの主なデメリット
- AmazonとAmazon以外でのポイント還元率
- 審査や即時発行で注意したい条件
- 解約やPrime退会後のカードとポイント
Amazonマスターカードのデメリットとメリットを確認
Amazonマスターカードは年会費が永年無料で、Amazon.co.jpで利用すると通常の街のお店より高いポイント還元を受けられるカードです。
ただし、どこで使っても高還元になるカードではありません。Amazonをどのくらい利用するか、Prime会員かどうかによってお得度がかなり変わります。
| 主な利用先 | Amazonポイント還元率 |
|---|---|
| Amazon.co.jp・Prime会員 | 2.0% |
| Amazon.co.jp・Prime会員以外 | 1.5% |
| Amazon.co.jp以外 | 原則1.0% |
| セブン・ファミマ・ローソン | 1.5% |
| 条件を満たしたセブン利用 | 最大7% |
| Amazonふるさと納税 | 1.0% |
還元率だけを見ると魅力的ですが、細かい条件まで確認するとデメリットも見えてきます。順番にチェックしていきましょう。
Amazon以外では還元率が基本1%
最初に知っておきたいデメリットは、Amazon.co.jp以外で利用した場合のポイント還元率は原則1%という点です。
たとえば街のスーパーやドラッグストア、飲食店などで10,000円利用した場合、基本的には100円相当のAmazonポイントが貯まる計算になります。
1%還元そのものが極端に低いわけではありません。ただ、Amazonマスターカードという名前から「普段の買い物でもかなりAmazonポイントが貯まるのでは?」と期待していると、少し物足りなく感じるかもしれませんね。
Amazon PayをAmazon以外のネットショップで利用した場合も、Amazon.co.jpでの買い物と同じ2%や1.5%にはなりません。
Amazon Payでのカード利用は、基本的にAmazon.co.jp以外での利用として扱われます。
つまり、Amazonマスターカードの強みを最も活かしやすいのはAmazon.co.jpでよく買い物をする人です。
Amazonを月に数回以上利用する人ならポイントを集約しやすいですが、Amazonをほとんど使わない人なら、普段よく利用する店舗で高還元になる別のクレジットカードのほうが使いやすい可能性があります。
Amazon Payでは2%還元にならない
AmazonマスターカードをAmazon Payに登録して使えば、「Amazonのサービスだから2%還元になるのでは?」と思うかもしれません。
しかし、Amazon Payでの支払いはAmazon.co.jp以外での利用として扱われるため、基本の還元率は1%です。Prime会員がAmazon Prime Mastercardを使っていても、Amazon.co.jpで買い物をしたときの2%還元は適用されません。
Amazon.co.jpでの買い物は最大2%、Amazon Payを使った外部サイトでの買い物は基本1%と分けて考えましょう。
たとえば、Amazon Pay対応のネットショップで10,000円をAmazonマスターカード払いにした場合、基本的には100ポイント相当の還元です。Prime会員だから200ポイント相当になるわけではありません。
Amazon Payは、Amazonアカウントに登録している住所や支払い方法を使って外部サイトで決済できる便利なサービスですが、ポイント還元率までAmazon.co.jpと同じになるわけではないんですね。
Amazonマスターカードを選ぶときは、「Amazon関連の決済ならすべて2%」ではなく、どこで買い物をしたのかまで確認することが大切です。
Prime会員以外は還元率1.5%
Amazonマスターカードには、Prime会員向けのAmazon Prime Mastercardと、Prime会員以外向けのAmazon Mastercardがあります。
Amazon.co.jpで買い物をした場合、Prime会員なら2%還元ですが、Prime会員以外では1.5%還元です。
たとえばAmazonで年間100,000円買い物をした場合、単純計算ではPrime会員なら2,000ポイント、Prime会員以外なら1,500ポイントとなり、年間500ポイントの差が生まれます。
無料体験中のPrime会員やPrime Studentも、所定の条件を満たせばPrime会員向けの還元対象となります。一方、Amazon Businessプライムについては扱いが異なり、Amazon.co.jp利用分は1.5%還元となります。
ただし、「2%にするためだけにPrime会員になれば必ず得」とは限りません。Primeには別途会費がかかるためです。
すでにPrime Videoやお急ぎ便などを利用するためPrime会員になっている人なら、Amazon Prime Mastercardの2%還元をそのまま活かせます。
反対に、カードのポイントだけを目的にPrimeへ加入する場合は、年間のAmazon利用額とPrime会費を比較したほうがいいでしょう。
Amazonマスターカードのメリットとデメリットは、Prime会員かどうかで評価が変わりやすいということですね。
メリットは最大2%還元
Amazonマスターカードの大きなメリットは、Amazon.co.jpで最大2%のAmazonポイントが還元されることです。
Amazon Prime Mastercardを持つPrime会員なら、Amazon.co.jpでの対象商品の購入で2%還元。Prime会員以外が利用するAmazon Mastercardでも1.5%還元となります。
たとえばPrime会員がAmazonで年間20万円買い物をした場合、単純計算では年間4,000ポイント相当が貯まります。
Amazonで日用品や家電、本などを定期的に購入するPrime会員ほど、2%還元のメリットを活かしやすいカードです。
さらに年会費が永年無料なので、Amazonを利用するためだけにサブカードとして持っておく使い方もしやすいですよ。
ただし、Amazonふるさと納税など一部の利用では2%還元にならない場合があります。ポイント還元条件は変更される可能性もあるため、正確な情報は公式サイトをご確認ください。
Prime会費は還元差だけで元が取れる?
Amazon Prime MastercardならAmazon.co.jpで2%還元ですが、Prime会員以外でもAmazon Mastercardなら1.5%還元されます。
つまり、Prime会員になることでカード還元率が上がる幅は0.5%です。
ここで気になるのが、「2%還元になるなら、AmazonマスターカードのポイントだけでPrime会費の元を取れるの?」という点ですよね。
Amazonプライムの年会費を5,900円として、Prime会員と非Prime会員の還元率の差0.5%だけで5,900円分を回収しようとすると、単純計算では年間約118万円のAmazon利用が必要です。
| 項目 | 金額・還元率 |
|---|---|
| Prime会員のAmazon還元率 | 2% |
| Prime会員以外のAmazon還元率 | 1.5% |
| 還元率の差 | 0.5% |
| Prime年会費 | 5,900円 |
| 還元差だけで元を取る利用額 | 年間約118万円 |
月平均にすると約9万8,000円ですから、カードの0.5%の還元差だけを目的にPrime会員になるのは、かなりハードルが高いことが分かります。
ただし、これはあくまでカードのポイント還元差だけで計算した場合です。
Amazonプライムには配送特典やPrime Videoなどカード以外のサービスも含まれているため、それらを普段から利用する人なら話は変わります。
Prime会員になるかどうかは、Amazonマスターカードの0.5%の還元差だけではなく、Primeの各種サービスを含めて判断するのがおすすめです。
Prime会費やカードの還元条件は変更される可能性があります。正確な情報は公式サイトをご確認ください。
使い道が限られる
Amazonマスターカードで貯まるのは、三井住友カードでおなじみのVポイントではなく、基本的にAmazonポイントです。
AmazonポイントはAmazon.co.jpで1ポイント=1円として使えるので、Amazonを頻繁に利用する人にとっては非常にシンプルです。
一方、Amazonをあまり利用しない人にとっては、ポイントの使い道が限定されることがデメリットになります。
さらにAmazon内であっても、Amazonポイントを利用できない商品やサービスがあります。
- Amazonギフトカード
- Amazonフレッシュの商品
- Amazonコイン
- 定期おトク便
- Kindle本を除く一部のデジタルコンテンツ
「Amazonで使えるポイントだからAmazonの商品なら何でも買える」と思っていると、支払い画面で使えず戸惑うかもしれません。
Amazonを毎月利用する人ならポイントの使い道には困りにくいですが、Amazonを利用しなくなった場合はメリットが薄くなります。
Vポイントなどの汎用性を重視している人は、ポイントの貯まり方だけでなく「貯まったポイントをどこで使いたいのか」まで考えておくと選びやすいですよ。
メリットはポイント自動付与
Amazonマスターカードのメリットとして地味に便利なのが、獲得したAmazonポイントがAmazonアカウントへ自動的に加算されることです。
一般的なポイントサービスでは、カード会社のポイントを別のポイントへ交換したり、交換手続きを行ったりするケースがあります。
Amazonマスターカードなら、Amazonで使えるAmazonポイントとして貯まるため、Amazonを普段から利用している人ならポイント交換の手間がほとんどありません。
Amazon.co.jpでのカード利用分は原則として商品発送後にポイントが加算され、Amazon以外での利用分はまとめて後日加算されます。
貯まったAmazonポイントは、対象商品の購入時に1ポイント=1円として利用できます。
「ポイント交換の期限を忘れてしまう」「どのポイントに交換するか迷う」という人にとっては、貯めるところから使うところまでAmazon内で完結しやすいのがメリットですね。
ただし、AmazonギフトカードなどAmazonポイントを利用できない商品やサービスもあります。
電子マネーチャージはポイント対象外
Amazonマスターカードを利用すれば何でも1%以上還元されるわけではありません。
特に注意したいのが、交通系ICカードや電子マネーなどへのチャージです。
Amazonポイントの加算対象外として案内されている代表例には、次のようなものがあります。
- Edyへのチャージ
- JR東日本モバイルSuicaへのチャージ
- JR西日本スマートICOCAへのチャージ
- WAONへのチャージ
- nanacoクレジットチャージ
- モバイルPASMOへのチャージ
- Apple PayのPASMOへのチャージ
- 対象となるプリペイドカードの購入やチャージ
また、キャッシング利用分やリボ払い・分割払いの手数料、国民年金保険料などもポイント対象外です。
電子マネーへのチャージを使ってポイントを二重取りしたい人には向かないケースがあります。
ポイント対象となる取引は変更される場合があるため、チャージ目的で利用する場合は申し込み前に最新条件を確認してください。
以前はポイント対象だった支払いが対象外になることもあります。このような変更がAmazonマスターカードの改悪として取り上げられることがありますが、一方で後述するセブン‐イレブンのように還元率が引き上げられたサービスもあります。
そのため、古い口コミや評判だけで現在のお得度を判断しないことが大切です。
国際ブランドはMastercardのみ
Amazonマスターカードで選択できる国際ブランドは、その名称どおりMastercardのみです。
Visa、JCB、American Expressなどを選ぶことはできません。
普段の買い物でMastercardを利用するぶんには大きな問題にならない人も多いでしょう。ただし、すでに所有しているクレジットカードがMastercardばかりという人には、ブランドを分散できない点がデメリットになることがあります。
たとえば「サブカードはVisaにしたい」「JCB独自のサービスを利用したい」といった希望がある場合、Amazonマスターカードでは対応できません。
AmazonマスターカードはMastercardタッチ決済にも対応しています。ただし、後述するセブン‐イレブンの最大7%還元は、単にMastercardを持っているだけでは適用されません。
また、検索するとAmazonマスターカードのゴールドに関する情報が出てくることがありますが、旧Amazon Mastercardゴールドなど、過去のカードについて書かれた情報が混在しています。
現在申し込むカードと旧カードでは還元率や条件が異なるため、古いゴールドカードの記事をそのまま現在のAmazonマスターカードに当てはめないよう注意してください。
メリットは年会費無料
Amazonマスターカードは、年会費が永年無料です。
Amazonを毎月利用する人はもちろん、「Amazonで買い物をするときだけ使いたい」という人でも維持費を気にせず持ちやすいのがメリットです。
たとえば年会費5,000円のカードなら、ポイントや特典で年間5,000円以上のメリットを得なければ実質的な負担が残ります。
Amazonマスターカードならカード自体の年会費は0円なので、Amazonで獲得したポイントを年会費の回収に充てる必要がありません。
Amazon専用のサブカードとして持っても固定費が増えないのは、Amazonマスターカードの分かりやすいメリットです。
もちろん、カードを年会費無料で持てても、リボ払いや分割払いなどを利用すれば手数料が発生する場合があります。
「年会費無料=どんな使い方をしても費用がかからない」という意味ではないので、支払い方法については注意してください。
Amazon利用額が少なくても作る価値はある?
「Amazonは使うけど、月に数千円程度。それでもAmazonマスターカードを作る価値はあるの?」という人もいると思います。
結論からいうと、Amazonの利用額が少ないからといって、必ずしも作る意味がないわけではありません。
Amazonマスターカードは年会費が永年無料なので、Amazonで買い物をするときだけ利用するサブカードとして持つ方法もあります。
たとえばPrime会員がAmazonで月5,000円、年間60,000円をカード払いした場合、2%還元なら単純計算で年間1,200ポイント相当です。
大きな金額ではありませんが、カードの年会費がかからないため、「年会費を取り戻すためにたくさん使わなければならない」ということはありません。
Amazonの利用額が少ない人は、メインカードとして使うかではなく、Amazon専用の無料サブカードとして持つ価値があるかで考えると分かりやすいです。
さらに、対象となるセブン‐イレブン、ファミリーマート、ローソンでは通常1.5%還元となるため、Amazonでの利用額が少なくてもコンビニを頻繁に利用する人ならポイントを貯める機会があります。
一方、Amazonをほとんど使わず、コンビニもあまり利用しないのであれば、Amazonポイントが貯まること自体に大きなメリットを感じない可能性があります。
カードを作る価値はAmazonで使う金額だけではなく、貯まったAmazonポイントを普段の買い物で消化できるかまで含めて判断しましょう。
Amazon以外での通常還元率は原則1%です。そのため、普段よく利用するお店で1%を超える還元を受けられる別のカードを持っているなら、Amazonマスターカードを無理にメインカードへ切り替える必要はないかなと思います。
Amazonをたまに利用する程度ならAmazon用のサブカード、Amazonを頻繁に利用するPrime会員ならメインまたは準メインカードというように、利用額に合わせて使い分けるとメリットを活かしやすいですよ。
Amazonマスターカードのデメリットとメリットについて
ここからは、単純な還元率以外で申し込み前に知っておきたい注意点を見ていきます。
Amazonマスターカードについて検索すると、危ない、評判が悪い、審査が厳しいといった言葉を目にすることがあります。
ただし、「Amazonマスターカードだから危険なカード」という意味ではありません。カード自体は三井住友カードが発行しており、不正利用の検知や会員保障制度も用意されています。補償には条件があるため、Amazonを装ったフィッシングメールなどの問題とカードそのものの安全性は分けて考えましょう。
一方、決済方法や入会条件を勘違いすると、期待していたポイントが付かなかったり、即時発行できなかったりするケースがあります。
セブン最大7%還元には条件がある
Amazonマスターカードのメリットとして目立つのが、セブン‐イレブンでの最大7%Amazonポイント還元です。
ただ、ここはかなり重要。セブン‐イレブンで普通にAmazonマスターカードを使えば自動的に7%還元になるわけではありません。
最大7%となるのは、対象となるセブン‐イレブンでApple Payに設定したAmazonマスターカードを使い、Mastercardタッチ決済で支払った場合です。
| セブンでの支払い方法 | 還元率の目安 |
|---|---|
| Apple PayのMastercardタッチ | 最大7% |
| カード現物のタッチ決済 | 1.5% |
| カード差し込み | 1.5% |
| iD | 1.5% |
| Google Pay | 1.5% |
| Samsung Wallet | 1.5% |
通常の1.5%に5.5%分が上乗せされ、合計最大7%になる仕組みです。
カード現物をレジでタッチしても、上乗せ分は付きません。また、Google PayやSamsung WalletではMastercardタッチによる上乗せ対象にならないため、通常の1.5%還元となります。
特にAndroidユーザーは、「セブンなら7%」という部分だけを見て申し込まないよう注意してください。
また、5.5%の上乗せ分については、たばこの購入など一部対象外があります。
ファミリーマートやローソンについても、通常の対象利用では1.5%です。3社すべてが最大7%になるわけではありません。
さらに、百貨店や駅ビル、ショッピングセンターなどの施設内店舗や一部店舗では、所定のポイント加算対象にならない場合があります。
セブンをよく利用し、iPhoneとApple Payを使っている人には魅力の大きい特典ですが、利用環境によって評価が分かれるポイントです。
メリットはコンビニ還元
AmazonマスターカードはAmazonだけでなく、対象となるコンビニでも通常より高いAmazonポイント還元を受けられるのがメリットです。
セブン‐イレブン、ファミリーマート、ローソンでは、対象となる利用で基本1.5%還元となります。
Amazon以外の通常利用は原則1%なので、対象コンビニでは0.5%分高くAmazonポイントを貯められる計算です。
さらにセブン‐イレブンでは、条件を満たした支払いなら最大7%還元を受けられます。
Amazonだけでなく、普段のコンビニ利用でもAmazonポイントを貯められるため、Amazonとコンビニの両方をよく使う人とは相性がいいですよ。
ただし、セブン‐イレブンの最大7%還元には、Apple PayへAmazonマスターカードを設定し、Mastercardタッチ決済を利用するなどの条件があります。
カード現物でのタッチ決済やGoogle Payなどでは最大7%にならないため、「コンビニなら必ず7%」と考えないようにしてください。
Amazonふるさと納税は還元率1%
Amazonマスターカードを持っているPrime会員なら「Amazonのサービスは何でも2%になる」と思ってしまいがちですが、Amazonふるさと納税は別です。
Amazon.co.jpでのふるさと納税の寄付については、Prime会員かどうかにかかわらず1%還元となっています。
つまり、Amazon Prime Mastercardを持っている人でも、通常のAmazonショッピングと同じ2%にはなりません。
通常のAmazonショッピングとAmazonふるさと納税ではポイント還元率が違う、と覚えておくと分かりやすいです。
ふるさと納税は年間の利用額が大きくなりやすいため、0.5%や1%の違いでも獲得ポイントに差が出ることがあります。
たとえば50,000円の寄付なら、1%は500ポイント相当です。通常のAmazonショッピングと同じ2%だと思い込んで計算すると差が出るので注意してください。
ふるさと納税に関するポイント制度は変更される可能性があります。寄付する時点の還元条件を確認したうえで利用するのがおすすめです。
審査が厳しいかは公表されていない
Amazonマスターカードについては、審査、審査が厳しい、審査落ちといった言葉でもよく検索されています。
ただし、カード会社は「年収がいくらなら必ず通る」「この条件なら審査に落ちる」といった具体的な審査基準を公開していません。
そのため、Amazonマスターカードは審査が甘い、あるいは厳しいと断定することはできません。
現在案内されている基本的な申し込み対象は、本会員の場合、満18歳以上で高校生を除く人です。
もちろん、この条件を満たしていれば必ずカードが発行されるという意味ではなく、申し込み後には所定の審査があります。
Amazonを長年利用している、Prime会員である、Amazonでたくさん買い物をしているといった事情だけで、カード審査に必ず通過すると考えるのは避けたほうがいいでしょう。
クレジットカードの申し込みでは、入力内容に誤りがないかを確認することも大切です。短期間に複数のカードへ申し込むなど、審査結果に影響する可能性が考えられる行動にも注意しておきたいところです。
審査結果は一人ひとり異なるため、ネット上の「すぐ通った」「落ちた」という評判は参考程度に考えてください。
即時発行できないケースがある
Amazonマスターカードは即時発行に対応しており、条件を満たせばカード本体が届く前にAmazonで買い物を始められる場合があります。
しかし、即時発行はすべての申し込みで保証されるものではありません。
即時発行できない代表的なケースとして、次のような条件があります。
- 対象外の金融機関を引き落とし口座に設定する場合
- 金融機関側のメンテナンス中の場合
- 口座設定が正常に完了しない場合
- 申し込み内容に不備がある場合
- 即時発行の受付時間外に申し込んだ場合
- 申し込みが集中している場合
即時発行の受付時間については9時から19時までと案内されています。
即時発行用の申し込み案内では、事業利用を目的とする人、職業が複数ある人、個人事業主などについて対象外となる条件が案内されています。
即時発行の条件と通常のカード発行手続きを混同しないことが大切です。申し込み方法ごとの最新条件を確認してください。
「即時発行だから必ず数分で使える」と予定を組んでしまうと、審査や口座設定の状況によって間に合わない可能性があります。
急ぎでAmazonの商品を購入したい場合ほど、余裕を持って申し込むほうが安心ですね。
なお、10000ポイントなどAmazonマスターカードの入会キャンペーンを目当てに申し込む場合も注意が必要です。ポイント数や条件は時期によって変わるため、検索結果に残っている過去のキャンペーン情報を現在の常設特典だと思わないようにしてください。
メリットはETCカード無料
車を利用する人にとってうれしいAmazonマスターカードのメリットが、ETCカードの年会費が無料であることです。
クレジットカードによっては、本カードの年会費が無料でもETCカードには年会費が設定されていたり、年1回以上利用しないと翌年度に費用が発生したりする場合があります。
Amazon MastercardとAmazon Prime Mastercardでは、ETCカードについて年会費無料と案内されています。
高速道路を年に数回しか利用しない人でも、ETCカードの維持費を気にせず持ちやすいのがメリットです。
Amazonでの買い物用カードとETCカードを1枚のクレジットカードにまとめたい人にも使いやすいでしょう。
また、家族カードについても年会費無料で、本会員1人につき3枚まで申し込みできます。
ETCカードや家族カードの発行条件は今後変更される可能性がありますので、申し込み時の正確な情報は公式サイトをご確認ください。
解約やPrime退会後はどうなる?
Amazonマスターカードを申し込む前に、「後で使わなくなったらどうなるの?」という点も確認しておきましょう。
まず、カードそのものを解約した場合でも、すでにAmazonアカウントのマイポイントページへ加算されているAmazonポイントは、カード解約後も利用できます。
つまり、「Amazonマスターカードを解約した瞬間に貯めたAmazonポイントが全部消える」というわけではありません。
ただし、Amazonポイントが加算される直前にカードを解約した場合は、利用内容によってポイントが加算されないケースがあります。
解約予定があるなら、未加算ポイントが残っていないか確認してから手続きを進めると安心です。
また、Amazon Prime Mastercardを持っている人がAmazonプライムだけを解約した場合、カード自体がすぐ利用できなくなるわけではありません。
手元にあるAmazon Prime Mastercardは引き続き利用でき、カード更新や再発行などのタイミングでPrimeロゴのないAmazon Mastercardが発行されます。
ただしPrime会員資格を失えば、Amazon.co.jpでの通常のお買い物に対する還元率は、Prime会員向けの2%ではなく、Prime会員以外の1.5%になります。
締め日と引き落とし日も確認
Amazonマスターカードの支払いは、基本的に月末締め、翌月26日払いです。
普段使っているカードが10日払いなどの場合は、支払い日が変わることで家計管理がしにくくなることもあります。
特に給料日前後との兼ね合いを気にする人は、カードをメイン利用する前に引き落とし日を確認しておきましょう。
ETCと家族カードは無料
デメリットばかりを紹介してきましたが、持っているだけで高い維持費が発生するカードではありません。
Amazonマスターカードは年会費が永年無料で、ETCカードや家族カードについても年会費無料と案内されています。
一般的な三井住友ETCカードでは利用状況によって翌年度に年会費がかかる場合がありますが、Amazon MastercardとAmazon Prime MastercardのETCカードは利用の有無にかかわらず無料です。
Amazonを使わない月があっても、カードそのものの年会費負担が発生しない点はメリットです。
リボ払いはポイントより手数料を優先
Amazonマスターカードでは、1回払いだけでなくリボ払いや分割払いも利用できます。
ただし、ポイントを貯めるために無理にカードを利用し、リボ払いや分割払いの手数料を負担する状態になると本末転倒です。
Amazonで2%還元を受けたとしても、支払い方法によって発生する手数料のほうが大きくなる可能性があります。
ポイント還元率よりも、支払う手数料や毎月無理なく返済できる金額を優先してください。
リボ払いや分割払いを利用する場合は、適用される手数料率や支払総額を事前に確認することが重要です。
旅行保険だけでカードを選ばない
Amazonマスターカードには最高2,000万円の海外旅行傷害保険や、年間200万円までのお買物安心保険が案内されています。
ただし、海外旅行傷害保険には旅費などを事前にカードで支払うことなど適用条件があり、お買物安心保険にも補償対象外の商品や損害があります。
国内旅行保険や空港ラウンジなど、ゴールドカードクラスの旅行サービスを重視する人の場合、Amazonマスターカードだけでは希望に合わない可能性があります。
保険目的でカードを選ぶ場合は、補償額だけでなく適用条件や対象範囲まで確認しましょう。
メリットは旅行保険付き
Amazonマスターカードには、年会費無料ながら最高2,000万円の海外旅行傷害保険が用意されています。
「Amazonでポイントを貯めるためのカード」という印象が強いですが、海外旅行時の補償も備えている点はメリットです。
さらに、カードで購入した商品について所定の損害を補償する「お買物安心保険」もあり、年間200万円までの補償が案内されています。
Amazonでのポイント還元だけでなく、旅行保険やショッピング補償まで年会費無料のカードに付いている点は見逃せません。
ただし、海外旅行傷害保険はカードを持っているだけで無条件にすべての補償が適用されるわけではありません。旅費などをAmazonマスターカードで支払うことなど、所定の利用条件があります。
お買物安心保険についても、すべての商品や損害が補償対象になるわけではありません。
旅行代金や補償内容は財産や安全に関わるため、利用前には適用条件や補償対象を確認してください。正確な情報は公式サイトをご確認ください。補償内容について判断に迷う場合は、最終的な判断は専門家にご相談ください。
まとめ:Amazonマスターカードのデメリットとメリット
Amazonマスターカードのデメリットをまとめると、カードそのものに大きな維持費がかかるというより、Amazonに特化しているぶん、利用スタイルによってお得度に差が出やすいカードだと考えると分かりやすいです。
特に注意しておきたいのは次の点です。
- Amazon以外ではポイント還元率が原則1%
- Prime会員以外のAmazon利用は1.5%
- 貯まるポイントはAmazon中心で使う
- 電子マネーチャージなど一部利用はポイント対象外
- 国際ブランドはMastercardのみ
- セブン最大7%はApple Payなどの条件がある
- Amazonふるさと納税は通常1%
- 審査の具体的な通過基準は公開されていない
- 即時発行できないケースがある
- Primeを解約するとAmazon利用時の還元率が下がる
Amazonを頻繁に利用するPrime会員なら、年会費無料でAmazon.co.jpの2%還元を利用できるため、デメリットよりメリットを感じやすいでしょう。
反対に、Amazonをあまり利用しない人や、Vポイント・マイルなどを幅広く貯めたい人、電子マネーチャージを多用する人には、ほかのカードのほうが合う可能性があります。
Amazonマスターカードは危ないから避けるべき、というカードではありません。ただ、「Amazonのカードだから何でも高還元」「セブンなら必ず7%」「Primeを解約したらカードも使えない」といった思い込みは禁物です。
また、Amazonマスターカードのゴールド、改悪、10000ポイントなどについて検索すると、旧カードや終了済みキャンペーンの情報が表示される場合があります。カードの条件やキャンペーン内容は変更される可能性があるため、申し込み時点の内容で判断してください。
正確な情報は公式サイトをご確認ください。特にポイント還元条件、キャンペーン、保険、リボ払い・分割払いなどの条件は変更される場合があります。
クレジットカードの支払いが家計に与える影響や、リボ払い・借入れを含む契約について不安がある場合は、最終的な判断は専門家にご相談ください。

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