1ポイントを笑う者は、1ポイントに泣く。どうも、コツコツ蔵之助です。
Amazonマスターカードは危ないのでは?と気になっているあなた。Amazonほど頻繁に使うサービスへクレジットカードを登録するとなると、不正利用やAmazonアカウントの乗っ取り、フィッシング詐欺などが心配になりますよね。
さらに調べていると、Amazon Mastercardは不正利用が多い、勝手にリボ払いになる、マイ・ペイすリボに注意、デメリットがある、口コミや悪い評判が気になる、審査が厳しい、審査落ちした、改悪されたといった情報も出てきます。旧Amazon Mastercardゴールドの2.5%還元など、現在とは条件が違う情報も混ざっているので、何が本当なのか分かりにくいんですよね。
この記事では、Amazon Mastercardのセキュリティや不正利用時の補償、Amazonを装ったフィッシング、Prime会員と非会員のポイント還元率、リボ払い、審査、旧ゴールドとの違いまで整理します。カード自体が本当に危ないのか、それとも注意すべきポイントを守れば普通に使えるカードなのか、申し込む前に判断できるようにまとめました。
【この記事で分かること】
- Amazonマスターカードが危ないと言われる理由
- 不正利用やフィッシングへの安全対策
- 勝手にリボになる条件とデメリット
- 還元率や旧ゴールドなど古い情報との違い
本文中の還元率、手数料率、補償額などの数値は、2026年8月時点で確認できる内容をもとにした一般的な目安です。カード条件やキャンペーンは変更される場合があります。
Amazonマスターカードが危ないと言われる理由
まず最初に整理しておきたいのが、Amazonマスターカードそのものの安全性と、Amazonの名前を悪用した詐欺は別の話だということです。ここを一緒にしてしまうと、Amazonを装った詐欺が多いからAmazon Mastercardも危険なカードだ、という誤解につながります。まずは「危ない」と言われる理由を一つずつ見ていきましょう。
Amazonマスターカード自体は危険なのか
結論からいうと、Amazonマスターカードだけがほかのクレジットカードより特別に危険だと判断できる事実は確認できません。
Amazon Mastercardは、Amazon.co.jpと三井住友カードが提携して発行しているクレジットカードです。Amazonの名前が付いていますが、カードの発行や会員管理などは三井住友カードが行っています。
年会費は永年無料で、国際ブランドはMastercard。Amazon.co.jpだけでなく、Mastercard加盟店でも利用できます。
| 項目 | 主な内容 |
|---|---|
| 発行会社 | 三井住友カード |
| 提携先 | Amazon.co.jp |
| 国際ブランド | Mastercard |
| 本会員年会費 | 永年無料 |
| ETCカード | 年会費無料 |
| 家族カード | 3枚まで無料 |
| 支払い日 | 原則毎月26日 |
また、発行会社側では不正利用を監視する仕組みや利用通知、カード利用制限などのセキュリティ機能が用意されています。
そのため、「Amazonマスターカードというカードそのものが怪しい」「申し込んだだけで危険」と考える必要はないでしょう。
注意したいのは、Amazon Mastercard自体の安全性よりも、Amazonの知名度を悪用したフィッシングやアカウント乗っ取り、リボ払いの設定などです。
つまり、Amazonマスターカードが危ないかどうかを考えるときは、カードそのものとカードを取り巻くリスクを分けて考えることが大切なんです。
Amazonを装ったフィッシング詐欺に注意
Amazonマスターカードについて私が一番気をつけてほしいと思うのが、Amazonを装ったフィッシング詐欺です。
フィッシング対策協議会に寄せられた2026年6月のフィッシング報告は72,370件で、そのうちAmazonをかたるものが約24%を占めていました。これはAmazon Mastercardの不正利用件数ではなく、Amazonというブランドをかたったフィッシングの報告割合です。
ここはかなり重要です。
Amazonを装った詐欺が多いことと、Amazon Mastercardそのものが不正利用されやすいことは同じ意味ではありません。
フィッシングでは、たとえば次のような文面で不安をあおり、偽サイトへ誘導する手口があります。
- Amazonアカウントが停止されました
- お支払い方法を更新してください
- カード情報を確認してください
- 注文商品の決済ができませんでした
- Amazonプライムを更新してください
- 荷物を配達できませんでした
- Amazonポイントが失効します
そしてリンク先の偽サイトで、Amazonのメールアドレスやパスワード、カード番号、セキュリティコード、認証コードなどを入力させようとします。
Amazonのロゴや、それっぽいデザインが表示されていても安心はできません。見た目だけなら本物そっくりに作れてしまうからです。
メールやSMSから直接ログインしないという習慣を付けておくと、かなり判断しやすくなります。
「支払い方法を変更してください」というメールが来たとしても、メール内のリンクを押すのではなく、自分でAmazon公式アプリを開くか、普段使っている正規のサイトから注文状況やアカウント情報を確認しましょう。
急いで確認してください、今日中に停止されます、ポイントが失効します、といった焦らせる文面ほど、その場でリンクを押さず公式アプリから確認するのがおすすめです。
フィッシングに情報を入力した後の対処法
Amazonを装った偽サイトだと気付かず、カード番号やAmazonのパスワードを入力してしまった場合、「入力しただけならまだ大丈夫かな」と様子を見たくなるかもしれません。
しかし、フィッシングサイトへカード情報を入力した場合は、不正利用される可能性を考えて早めに対処することが大切です。
Amazon Mastercardのカード番号やセキュリティコードなどを入力してしまった場合は、カード発行会社である三井住友カードが案内する方法で、速やかにカードの停止・無効化手続きを確認しましょう。
カード情報を入力してしまった場合は、「まだ請求されていないから大丈夫」と判断せず、カード停止などの手続きを優先してください。
さらに、フィッシングサイトへ何を入力したかによって必要な対応が変わります。
- カード番号などを入力した場合はカード停止・再発行を検討する
- VpassのIDやパスワードを入力した場合は変更する
- Amazonのパスワードを入力した場合はAmazon側でも変更する
- ほかのサービスで同じパスワードを使っている場合は使い回しを見直す
- カード明細に身に覚えのない利用がないか継続して確認する
Amazonアカウントについては、パスワードを変更するだけでなく、2段階認証を有効にしておくとセキュリティを強化できます。
また、認証コードまで偽サイトへ入力してしまった場合は特に注意が必要です。認証コードをリアルタイムで盗み取り、第三者が正規の決済を通そうとするタイプのフィッシングもあります。
フィッシング被害後は「カード」「Vpass」「Amazonアカウント」を別々に確認するのがポイントです。一つだけ対処して安心せず、入力してしまった情報を整理して必要な変更を行いましょう。
その後もWEB明細を定期的に確認し、自分が利用していない請求が見つかった場合は、不正利用としてカード会社へ申告する必要があります。
フィッシングは気付いた後の初動も重要です。怪しいサイトに情報を入力したと分かった時点で、できるだけ早く公式サイトや公式アプリから必要な手続きを進めましょう。

不正利用が多いという噂は本当か
Amazon Mastercardについて調べると、Amazon Mastercardは不正利用が多いのでは?という不安も出てきます。
ただし、Amazon Mastercardだけが他社のクレジットカードより不正利用されやすいことを示す公式な比較データは確認できません。
ネット上の口コミで「不正利用された」という投稿が見つかったとしても、それだけでカード全体の不正利用率が高いとは判断できません。利用者数や利用頻度、被害原因などが分からないからです。
一方で、Amazon関連で注意しておきたいのがカード情報そのものだけではなく、Amazonアカウントの乗っ取りです。
Amazon MastercardはAmazonアカウントと組み合わせて利用するカードなので、アカウントのメールアドレスとパスワードなどが第三者に知られてしまえば、不正注文につながる可能性があります。
特に危ないのが、ほかのサービスでも同じパスワードを使い回しているケースです。どこか別のサービスから認証情報が漏れ、その組み合わせをAmazonへのログインにも試される可能性があります。
そのため、Amazonで使用するパスワードはほかのサービスと分け、利用できる認証機能も設定しておくのがおすすめです。
カード番号を誰にも教えていなくても、Amazonアカウントを乗っ取られることで注文される可能性はあります。カード管理とアカウント管理はセットで考えましょう。
身に覚えのないAmazonの請求を見つけた場合も、いきなり第三者によるカード不正利用と決めつけず、家族による注文、予約商品の発送、継続課金なども含めて確認すると原因を見つけやすくなります。
不正利用時の補償とセキュリティ対策
Amazon Mastercardの発行会社である三井住友カードでは、カード利用を監視する不正利用検知の仕組みが用意されています。
不審な取引と判断された場合には、決済が止められたり、本人へ利用確認が行われたりする場合があります。
またVpassでは、カードの使い方に合わせてさまざまな対策ができます。
- カード利用時の通知
- 使いすぎ防止通知
- ネットショッピングの利用制限
- 海外利用の制限
- カードの一時的な利用制限
Amazonで頻繁に買い物をするなら、利用通知はできるだけ設定しておきたい機能です。数百円や数千円の決済でも通知が来るようにしておけば、自分が使っていない決済に気付きやすくなります。
ただし、利用制限を設定していても、公共料金やETCなど、一部の取引では設定どおりに制限されないケースがあります。
そしてもう一つ大切なのが、不正利用時の補償です。
三井住友カードでは、特別なケースを除き、原則として不正利用の申告日からさかのぼって60日前までの利用について補償する制度があります。補償を受けるには、該当カードを停止して無効化するなど所定の手続きが必要です。
不正利用なら何年前の請求でも、無条件ですべて補償されるわけではありません。
家族や同居人、代理人による利用、暗証番号の管理状況、会員規約への違反などによっては補償対象外となる可能性があります。
だからこそ、カード明細を何カ月も見ない状態は避けたいところ。少なくとも月に一度は明細を確認し、身に覚えのない利用がないかチェックしておくと安心です。
不審な利用に気付いた場合は、カード会社が案内する手順に従って、できるだけ早くカード停止や不正利用の確認を進めましょう。

カード再発行だけで乗っ取り対策は十分?
Amazon Mastercardを不正利用された場合、カードを停止して新しい番号で再発行すれば、これで全部解決したと思ってしまいがちです。
しかし、Amazonアカウントのログイン情報まで盗まれている可能性があるなら、カードを再発行するだけでは十分とはいえません。
カード再発行は、漏えいしたカード番号を無効にするための重要な対策です。一方、第三者にAmazonのメールアドレスやパスワードを知られている場合は、新しいカードへ交換してもAmazonアカウントへの不正ログイン対策にはなりません。
カード情報の流出とAmazonアカウントの乗っ取りは別々の問題なので、それぞれ対策する必要があります。
カードを停止・再発行した後は、Amazonアカウントについても次の項目を確認しておくと安心です。
- Amazonのパスワードを変更する
- 2段階認証を設定する
- 注文履歴に身に覚えのない注文がないか確認する
- 登録されている支払い方法を確認する
- 配送先などのアカウント情報に不審な変更がないか確認する
- カード明細を継続して確認する
また、フィッシングサイトへVpassのIDやパスワードまで入力していた場合は、Vpass側の認証情報も変更しておきましょう。
カード番号だけが漏れたケースと、AmazonアカウントやVpassのログイン情報まで漏れたケースでは、必要な対処範囲が違います。
新しいAmazon Mastercardが届いたからといって、乗っ取られた可能性のあるアカウントまで自動的に安全な状態へ戻るわけではありません。
不正利用やフィッシングが疑われる場合は、「カードを再発行して終わり」ではなく、カード、Amazonアカウント、Vpassの3方向から確認するのがおすすめです。
とくにAmazonアカウントは買い物や支払い情報と結び付いているため、パスワードの使い回しを避け、2段階認証も活用して守っておきましょう。
Amazon Payの請求と不正利用を見分ける方法
カード明細に「Amazon Pay」などの見慣れない請求があると、「Amazon Mastercardを不正利用されたのでは?」と焦ってしまいますよね。
ただし、身に覚えのないAmazon関連の請求が表示されているだけでは、不正利用と確定したわけではありません。
まず確認したいのが、Amazon Payの利用履歴です。Amazon PayはAmazon.co.jp以外の対応サイトでも、Amazonアカウントに登録している支払い方法を使って決済できるサービスです。
そのため、Amazon.co.jpで商品を買った記憶がなくても、別のネットショップでAmazon Payを選んでいればカードへ請求されることがあります。
身に覚えのないAmazon Payの請求を見つけたら、最初にAmazon Payへログインして利用履歴とカード明細を照合しましょう。
Amazon Payの取引詳細では、販売事業者など請求内容を確認できます。また、Amazon公式の案内では、Amazon.co.jpでの一部の利用が、Amazon Payで発生した取引ではなくてもカード明細上でAmazon Payとして表示される場合があるとされています。
次のようなケースも確認しておきましょう。
- 自分が別のネットショップでAmazon Payを使っていないか
- 家族がカードを利用していないか
- Amazon.co.jpの注文履歴に該当する買い物がないか
- 定期購入や継続サービスの請求ではないか
- Amazon Payの利用履歴に該当する取引がないか
これらを確認しても該当する取引が見つからない場合は、不正利用の可能性も考える必要があります。
利用した覚えがないからと放置するのは避けましょう。Amazon Payでは不明な請求について異議申し立てができる場合があり、カード会社にも身に覚えのない利用として確認を依頼できます。
「Amazon Payと書いてある=不正利用」と即断するのではなく、まず利用履歴や家族利用などを確認し、それでも説明できない請求なら早めにAmazon Payやカード会社へ問い合わせる、という順番で対応すると判断しやすいですよ。
勝手にリボ払いになるケースとは
Amazon Mastercardについてかなり誤解されやすいのが、「Amazonマスターカードは勝手にリボ払いになる」という話です。
Amazon Mastercardを普通に作った人全員の支払いが、自動的にリボ払いになるわけではありません。
注意したいのは、三井住友カードのマイ・ペイすリボを登録しているケースです。
マイ・ペイすリボは、1回払いとして利用した買い物でも、毎月設定している支払金額を超えた分がリボ払いとして翌月以降へ繰り越される仕組みです。
たとえば毎月の支払金額を低めに設定した状態で、それを超える買い物を続ければ、本人としては毎回1回払いを選んでいるつもりでもリボ残高が増えていく可能性があります。
「1回払いを選んだ=必ず翌月に全額支払われる」とは限らないのが、マイ・ペイすリボ登録時の注意点です。
Amazon Mastercard向けに案内されているマイ・ペイすリボの手数料率は、2026年8月時点では実質年率15.0%となっています。ただし、リボ払いに関する制度や手数料率は変更される可能性があるため、利用前に最新条件を確認してください。
さらに、マイ・ペイすリボを解除したとしても、すでにリボ残高がある場合、その残高自体が消えるわけではありません。残っている利用分については支払いが続きます。
Amazon Mastercardでは、時期によってマイ・ペイすリボへの登録や利用がキャンペーン条件になることもあります。
キャンペーンでもらえる金額だけを見て登録するのではなく、毎月いくら支払う設定なのか、リボ残高が発生する可能性がないかまで確認しておきましょう。
カードを作ったら、Vpassなどで自分の支払い方法とマイ・ペイすリボの登録状況を一度確認しておくと安心です。
Amazonマスターカードは危ない?注意点と評判
ここまで見ると、Amazonマスターカードそのものが危険というより、フィッシングやアカウント管理、リボ設定などに注意が必要だと分かります。ただ、安全性だけでカードを選ぶわけではありませんよね。ここからは、作ってから後悔しないためにデメリットや口コミ、審査、ポイント還元率、旧カードとの違いまで見ていきます。
Amazonマスターカードのデメリット
Amazon Mastercardは年会費無料でAmazonポイントを貯めやすいカードですが、誰にでもベストなカードというわけではありません。
主なデメリットや注意点を整理すると、次のようになります。
| 注意点 | 確認したいこと |
|---|---|
| 国際ブランド | Mastercardのみ |
| Amazon以外の通常利用 | 原則1.0%還元 |
| Prime非会員のAmazon利用 | 原則1.5%還元 |
| Amazon Pay | Amazon.co.jp利用時と同じ還元率ではなく原則1.0% |
| ポイント | 対象外となる支払いがある |
| 旅行保険 | 適用条件を満たす必要がある |
| リボ払い | マイ・ペイすリボ登録時は仕組みの確認が必要 |
特に分かりやすいデメリットは、Amazonをあまり使わない人ほど、このカードを選ぶ理由が小さくなることです。
Amazon.co.jpではPrime会員なら原則2.0%、非Prime会員なら原則1.5%のAmazonポイント還元があります。一方、Amazon以外の通常利用では原則1.0%です。
1.0%自体が極端に低いというわけではありませんが、Amazonを使わないなら、ほかのポイントや特典を重視したカードも比較したほうがいいでしょう。
Amazon Payも勘違いしやすいところです。Amazon Payという名前から、Prime会員なら2.0%になると思うかもしれませんが、Amazon.co.jpでの商品購入とは扱いが異なり、カード利用分として原則1.0%還元です。
また、キャッシングやリボ・分割払いの手数料、各種年会費、一部の電子マネーやプリペイドカードへのチャージなど、ポイント対象外になる利用があります。
Amazonポイントについても、Amazonで扱うすべての商品やサービスに必ず使えるわけではありません。対象外となる商品やサービスがあります。
Amazonをよく利用し、貯めたAmazonポイントもAmazonで使う人には分かりやすいカードです。一方、ポイントをマイルや別の共通ポイントへ柔軟に交換したい人には相性がよくない場合があります。
つまりAmazon Mastercardのデメリットは「危ない」というより、自分の買い物スタイルによってはメリットを十分に活かせないところにあります。
口コミや悪い評判から分かる注意点
Amazon Mastercardを申し込む前に口コミや評判を確認するのは悪いことではありません。私もカードを比較するときは、公式情報だけでは分からない「どこに不満を感じやすいのか」を見る材料として口コミを使います。
ただし、口コミはあくまで個別の利用体験です。
一人が不正利用に遭ったからカード全体が危険、一人が審査に落ちたから審査が厳しい、とまでは判断できません。
Amazon Mastercardの口コミを見るときは、次のように事実と感想を分けて読むのがおすすめです。
- Amazonでポイントが貯まりやすいか
- 利用通知や不正検知についてどう感じたか
- カードが利用できなくなった原因は何か
- リボ払いの設定を本人が把握していたか
- 旧カードと現行カードを混同していないか
たとえば、不正利用検知によって決済が止まった人にとっては「急にカードが使えなくなった」という悪い評判になります。一方、安全性の観点では、不審な決済を止めるための仕組みが働いた結果という可能性もあります。
もちろん、正当な利用なのに決済できなければ利用者として不便なのは間違いありません。ただ、そこから「カードが危険」と結論づけるのは少し話が違います。
口コミは危険性を証明するデータではなく、利用者がどこで困りやすいかを知る材料として見ると判断しやすくなります。
また、Amazon Mastercardは2021年に大きくリニューアルされています。数年前の口コミには現在のカードへそのまま当てはめられない内容もあるため、投稿日も確認しておきましょう。
危ないとYahoo!知恵袋で言われる理由
Amazonマスターカードが危ないのか調べていると、Yahoo!知恵袋などで「不正利用された」「身に覚えのない請求がある」「勝手にリボ払いになった」といった相談を目にすることがあります。
こうした投稿を見ると、「Amazon Mastercardはトラブルが多くて危ないカードなのでは?」と心配になりますよね。
ただし、知恵袋に不安やトラブルに関する投稿があることだけを理由に、Amazon Mastercardそのものが危険だと判断することはできません。
Amazonマスターカードについて知恵袋で話題になりやすい内容を整理すると、主に次のようなものがあります。
- Amazonから身に覚えのない請求があった
- カードを不正利用されたのではないか
- 1回払いのつもりなのにリボ残高がある
- Amazonを名乗る怪しいメールやSMSが届いた
- カードが突然利用できなくなった
- Amazon Mastercardの審査に落ちた
この中でも特に注意したいのが、Amazonを装ったフィッシング詐欺とAmazon Mastercard自体の安全性を混同しないことです。
Amazonをかたる偽メールやSMSによるフィッシングは実際に多く確認されています。しかし、Amazonを名乗る詐欺が多いからといって、Amazon Mastercardそのものがほかのクレジットカードより不正利用されやすいという意味ではありません。
知恵袋で「Amazonマスターカードは危ない」という投稿を見つけた場合は、カード自体の問題なのか、フィッシング、不正利用、アカウント乗っ取り、リボ払いの設定などが原因なのかを分けて考えることが大切です。
たとえば「勝手にリボ払いになった」という相談についても、Amazon Mastercardを利用する人全員が自動的にリボ払いになるわけではありません。
三井住友カードのマイ・ペイすリボを登録している場合は、1回払いで買い物をしても、設定した毎月の支払金額を超えた分がリボ払いになることがあります。その仕組みを把握していなければ、「知らないうちにリボになった」と感じる可能性があります。
また、「突然カードが使えなくなった」というケースについても、不正利用を検知したことによる一時的な利用制限や、支払い状況など複数の原因が考えられます。
知恵袋の投稿では、その人の契約内容やカードの利用状況まですべて確認できるわけではありません。そのため、一つの体験談だけを見て「Amazon Mastercardは危ない」と結論づけないほうがいいでしょう。
Yahoo!知恵袋は、利用者がどのような点で困ったり不安を感じたりしているのかを知る参考にはなりますが、リボ払いの条件や不正利用補償、ポイント還元率などの事実確認には公式情報を優先してください。
Amazon Mastercardが危ないのか判断するときは、知恵袋の悪い口コミだけを見るのではなく、不正利用への対策、マイ・ペイすリボの設定状況、Amazonアカウントのセキュリティなども確認したうえで、自分が安心して使えるカードかどうかを判断するのがおすすめです。
審査が厳しいという噂は本当か
Amazon Mastercardの関連キーワードでは、Amazon Mastercardの審査、審査が厳しい、審査落ちといった情報もよく気にされています。
しかし、Amazon Mastercardの具体的な審査基準や審査難易度は公表されていません。
そのため、「年収が○万円なら必ず通る」「この職業なら落ちる」「Amazon Mastercardは特別に審査が厳しい」といった断定はできません。
2026年8月時点で案内されている主な申込条件は、本会員について満18歳以上で、高校生を除くことです。
実際のカード発行では、申込内容や信用情報、返済能力などを含めてカード会社が個別に審査します。
そしてもう一つ覚えておきたいのが、Amazon Mastercardの審査に落ちたからといって、それだけでブラックだとは判断できないことです。
クレジットカード会社は通常、審査に落ちた具体的な理由を申込者へ細かく開示しません。
そのため、ネット上で「審査落ち=信用情報に事故情報がある」と決めつけるのも避けたほうがいいでしょう。
短期間に複数のクレジットカードへ申し込むなど、審査に関係する可能性がある行動について不安がある場合は、ネットの推測だけで判断せず、自分の申込状況や信用情報を確認したうえで慎重に判断してください。

Prime会員と非会員の還元率の違い
Amazon Mastercardを作るかどうか判断するときに、かなり重要なのがPrime会員かどうかです。
現在は申込時のAmazonプライム会員資格によって、Prime会員向けのAmazon Prime Mastercardと、非Prime会員向けのAmazon Mastercardに分かれます。
| 利用先 | Prime会員 | 非Prime会員 |
|---|---|---|
| Amazon.co.jp | 原則2.0% | 原則1.5% |
| Amazon.co.jp以外 | 原則1.0% | 原則1.0% |
| 対象コンビニ3社 | 原則1.5% | 原則1.5% |
| Amazon Pay | 原則1.0% | 原則1.0% |
Amazonで月1万円買い物をすると仮定すれば、単純計算ではPrime会員の2.0%なら200ポイント、非Prime会員の1.5%なら150ポイントが目安です。
ただし、商品や取引内容によってポイント条件が異なる場合があるため、すべての利用でこの計算になるとは限りません。
また、Amazonふるさと納税への寄付については、2025年10月1日以降、Prime会員資格にかかわらずAmazon Mastercardのポイント還元率は1.0%となっています。
セブン‐イレブンでは条件を満たすことで最大7%還元となる仕組みもありますが、セブン‐イレブンならどの決済方法でも必ず7%になるわけではありません。
Apple PayでMastercardタッチ決済を利用するなど所定の条件があり、一部の決済方法や商品は追加還元の対象外になります。
「最大○%」という表示を見るときは、通常還元率だけでなく、対象店舗、決済方法、対象商品などの条件まで確認しましょう。
なお、Prime会員を解約しても、その瞬間にAmazon Prime Mastercard自体が解約されるわけではありません。現在持っているカードは引き続き利用でき、Prime会員向けのAmazon.co.jpでの還元条件は利用時の会員資格などに応じた扱いになります。
その後、カード更新や再発行などのタイミングで通常のAmazon Mastercard券面へ変更される場合があります。
旧ゴールドや2.5%還元情報に注意
Amazon Mastercardについて検索していて、一番ややこしい情報の一つがAmazon Mastercardゴールドや2.5%還元です。
「Prime会員ならAmazonで2.5%還元」と書かれた記事を見つけることがありますが、現在新しく申し込むAmazon Prime Mastercardへそのまま当てはめることはできません。
Amazon Mastercardは2021年11月1日に大きくリニューアルされました。
それ以前には、Amazon MastercardクラシックやAmazon Mastercardゴールドというカードがあり、旧ゴールドには現在とは異なる年会費やPrime関連特典、ポイント還元率などが設定されていました。
そのため現在でも、検索結果には次のような古い情報が混ざっています。
- Amazon Mastercardゴールド
- Prime会員はAmazonで2.5%還元
- マイ・ペイすリボによる年会費優遇
- Prime会員費に関する旧特典
- 旧カードの旅行保険や補償内容
ただし、「2.5%という情報は全部間違い」というわけでもありません。
2021年10月31日までに加入した旧Amazon Mastercardゴールドの利用者については、一定の条件に該当するとAmazon.co.jpで2.5%還元となるケースがあります。
新規申込者の原則2.0%と、旧ゴールド利用者の2.5%は別の条件です。
Amazon Mastercardは改悪されたという検索もありますが、この言葉も主に旧カードから現行カードへの制度変更を評価する文脈で使われています。
旧ゴールドを使っていた人から見れば、還元率や特典の変更をデメリットと感じる場合があります。一方、現行カードは年会費永年無料など旧カードとは違う特徴があります。
これから新規で申し込む人は、数年前の記事で旧ゴールドの条件を比較するより、2021年11月以降に加入する現行Amazon Mastercardの条件を基準に判断するのが大切です。
まとめ:Amazonマスターカードは危ないのか?
ここまで見てきた内容をまとめると、Amazon Mastercardそのものが、ほかのクレジットカードと比べて特別に危ないと判断できる事実は確認できません。
発行会社は三井住友カードで、不正利用の監視や利用通知、利用制限、不正利用時の補償制度なども用意されています。
一方で、安心だから何も気にしなくていいというわけでもありません。
特に注意したいのは次のポイントです。
- Amazonを装ったフィッシングメールやSMS
- Amazonアカウントの乗っ取り
- 身に覚えのないカード利用
- マイ・ペイすリボによる自動リボ
- 使いすぎによる支払額の増加
- 支払日に口座残高が不足すること
- 旧ゴールドなど古いカード情報との混同
中でも、Amazonを装ったフィッシングが多いことと、Amazon Mastercardそのものが危険であることは分けて考えましょう。
Amazonブランドを悪用する詐欺が多いからといって、Amazon Mastercardだけが不正利用されやすいという意味ではありません。
また、「勝手にリボになる」という話も、すべてのAmazon Mastercard利用者に起こるわけではなく、マイ・ペイすリボを登録している場合に注意が必要な仕組みです。
申し込んだ後は、Vpassなどで支払い方法を確認し、利用通知を設定。Amazonアカウントではパスワードの使い回しを避け、利用できる認証機能を設定しておくと安心感がかなり違います。
Amazonマスターカードは危ないカードというより、仕組みを知らずに使うとリボ払い、フィッシング、使いすぎなどで思わぬトラブルにつながる可能性があるカード、と考えるのが分かりやすいでしょう。
Amazonを頻繁に利用するPrime会員なら、Amazon.co.jpでのポイント還元もメリットになりやすいです。一方、Amazonをほとんど使わない人や、Amazonポイント以外を貯めたい人なら、別のカードも比較してから決めるのがおすすめです。
カードの還元率、リボ払い手数料、補償内容、キャンペーン、利用条件などは変更される可能性があります。正確な情報は公式サイトをご確認ください。
支払いが難しい、すでにリボ残高が増えている、信用情報への影響が心配など個別の事情がある場合は、自己判断だけで対応せず、最終的な判断は専門家にご相談ください。

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